「Tokyo Regenerative Food Lab」は、UnlocXと『WIRED』日本版で食と都市のリジェネラティブな未来をテーマにお届けするポッドキャストシリーズです。エピソード#17「“こんにゃく”入ってる? テクスチャーエンジニアリングで拓く食のかたち」のゲストは、「蒟蒻の食物繊維を活用した接着技術」により、もっと自由な「食べる」を目指す株式会社NINZIA代表の寄玉昌宏氏。
NINZIAは、2025年4月11日に開催された食の新産業創出イベント「Foodtech Venture Day NEO」で「Tokyo Regenerative Food Lab賞」を受賞しました。今回は蒟蒻の歴史からテクスチャー・エンジニアリング・テックの可能性、今後の展望をお話しいただいています。
◼︎ ︎️️スピーカー
寄玉昌宏|MASAHIRO YORITAMA
株式会社NINZIA代表。立命館大学卒業後、大手企業で勤務。その後、異分野の農業スタートアップに転身。同時に慶應義塾大学大学院で日本の食文化保護について研究。蒟蒻の加工技術や物性研究に触れ、フードテック事業を開始。家族が糖尿病による食事制限を余儀なくされていた経験から、あらゆる制限を超えて楽しむことができる新しい食の開発に取り組んでいる。素材ニンジャペーストをコア技術に、さまざまな製品を開発している。
田中宏隆|HIROTAKA TANAKA
UnlocX代表。SKS JAPANファウンダー。SPACE FOODSPHERE理事/ベースフード 社外取締役/テックマジック社外取締役。パナソニック、マッキンゼーを経て、2017年にシグマクシスに参画し、グローバルフードテックサミット「SKS JAPAN」を立ち上げた。食にかかわる事業開発に伴走し、コミュニティづくりに取り組むなかで、食のエコシステムづくりを目指し、23年10月にUnlocXを創設。共著に『フードテック革命』がある。
岡田亜希子|AKIKO OKADA
マッキンゼー・アンド・カンパニー等コンサルティング企業にて、リサーチスペシャリストとして従事。2017年以降、フードテック領域におけるエコシステム構築活動にかかわる。グローバルフードテックサミットである「SKS JAPAN」創設および、その後の企画・運営に参画するほか、24年1月よりUnlocXにてフードテック関連のコミュニティ構築、インサイトの深化、情報発信などの活動に従事。『フードテック革命』の共著者。
松島倫明|MICHIAKI MATSUSHIMA
『WIRED』日本版 編集長。内閣府ムーンショットアンバサダー。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。21_21 DESIGN SIGHT企画展「2121年 Futures In-Sight」展示ディレクター。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京出身、鎌倉在住。家族と半野良ネコ1匹とニワトリ3羽。
◼︎ ︎️️関連情報
Tokyo Regenerative Food Lab
https://wired.jp/article/tokyo-regenerative-food-lab/
Foodtech Venture Day NEO(FVD NEO)
https://unlocx.tech/event-20250401/